"野菜はヘルシー"といえるか? 2
アメリカ・EC諸国では、硝酸態窒素含有量に対して、生の状態で3000PPm(100g当たり300㎎)という品質基準を設定していますが、日本ではそれを上回るものが発見されました。
「サラダ菜5380、春菊4410、ホウレンソウ3560(単位はすべてPPm)」というのです。
そうした危険を避けようと、安全な食を求めて「有機農産物」に関心が高まっていますが、「有機」の基準があいまいになっているなど、問題も多いのです。
遺伝子組み換え農作物という新たな不安もあります。
これは、農作物の細胞に他の生物から取り出した遺伝子を組み込むことで、害虫抵抗性など新たな性質を与えた食物で、アメリカやカナダを中心に研究開発されています。
アメリカで認可されたものもあり、日本への輸出も考えられます。
厚生省は、大豆、トウモロコシ、ジャガイモなど6作物20品種については安全性が確認されたとして、輸入を認めました。
しかし本当に安全なのか、疑問視する意見も多いのです。
安心して野菜を食べられるよう、表示の強化などの環境づくりが急務になっています。
野菜に限らず、ヘルシーな素材と思われている豆腐、卵、乳製品、魚介類にも、同じことがいえるでしょう。