栄養神話の流行
栄養神話には流行がつきものです。
スピルリナ、プロテインパウダーなどがつぎつぎとあらわれ、それに飛びついた人たちをまた置き去りにしていきます。
なかにはまともな考えのものもありますが、大半はいい加減なものです。
しかし、それらをできるかぎり数多く試してみて、自分なりの答えをだすのが医師としての義務だと、わたしは感じています。
自分に効果があるものなら患者にも効果があるかもしれないというのが、わたしの見解なのです。
・・・というわけで、わたしはこれまでに、数えきれないほどの治療法やビタミン類、バルム剤(鎮痛剤)などを、みずからモルモット兼研究者になって試してきました。
たとえば、以前、キャベツジュースの大量摂取が高血圧にいいという説が流行しました。
そこで、わたしは1日に180ccのキャベツジュースをのみつづけてみました。
・・・なんの変化もなかったのです。
そのうち、ニンジンジュースが血圧にいいという説があらわれ、それものんでみました。
皮膚がきれいに黄色になりましたが、それだけのことでした。